北海道環境カウンセラー協会事務局では2017年9月22日(金)及び23日(土)の2日間で行われる環境カウンセラー全国交流会を開催しました。
以下は、その準備の状況報告です。
7月13日に、事例紹介をしていただくNPO法人環境り・ふれんず代表理事の石塚祐江さんを活動拠点のECOカフェマイカップに訪ねました。
石塚さんに、NPO法人環境り・ふれんずの取組を教えていただきました。
NPO法人環境り・ふれんずは、2003年に発足して以来、指定管理者としてリサイクルプラザ宮の沢の運営を行うほか、2009年には、様々な世代が集まり、楽しく長続きできるECOな暮らしを学び合い、伝え合う交流広場「ECOカフェマイカップ」を開設。桑園を楽しく元気に暮らせるまちにしたいという「桑園交流ネットワーク」や「北海道容器包装の簡素化を進める連絡会」、「さっぽろファイバーリサイクルネットワーク」の事務局も担うなど、その活動は、多岐にわたっています。
お話をうかがった当日は、ファイバーリサイクルで集まった着物をほどいてリメイクするボランティアさん達の活動日で、皆さん、手際よく作業をしておられました。また、隣のコアレックスビルの屋上では、石塚さんが所属する「NPO法人北のごみ総合研究所」による「ビルファーム構想 屋上トマト」が進行中。全国交流会当日は、短い時間なので、どこにフォーカスしてお話しいただくか、思案中です。
7月6日に、基調講演の講師とエクスカーションの体験学習をお受けいただくNPO法人八剣山エコケータリング代表のビアンカフュルスト氏の八剣山ワークフィールドを訪ねました。
八剣山ワークフィールドにおいてビアンカ フュルストさんにNPO法人環境カウンセラー全国連合会の感謝状を授与しました。
この感謝状は、ビアンカさんと主宰するNPO法人八剣山エコケータリングの、後述する3点をはじめとした長年の環境保全活動への貢献に対して、環境カウンセラー全国連合会からの感謝の気持ちを表したものです。
1)ビアンカさんが、長年、札幌市環境保全アドバーザーとして、ドイツ人として見た日本、ドイツの環境保全政策をテーマにした講演活動を行い、受講者の環境保全意識の向上に大きな成果をあげてこられたこと、
2)ドイツの環境関連機関・団体とのネットワークを活かして、スタディ・ツアー、エコツアーの企画・アドバイスを行なうほか、通訳・コーディネーターとして同行するなど、国内の多数の自治体・学校・市民団体を支援し、国内の環境保全活動のレベルアップに貢献しておられること。
3)八剣山果樹園をベースに、子どもから大人まで幅広い年代に、自然素材でのものづくり体験、自然エネルギーなどの環境技術に親しむ体験など、ドイツ流の環境教育活動を実施し、「エコは楽しい、おいしい、気持ちいい」という環境活動へのポジティブな感覚を定着させ、市民の環境保全活動推進に大きく貢献しておられること。
第1部基調講演や第2部のエコケータリングについてビアンカさんと打ち合わせました。基調講演の内容について、いろいろお聞きする中で、ビアンカさんが、多様な活動に取り組みながら、常に、考え、より良いものにして行こうと実践されて来たことが伝わってきました。聞いた方が勇気と元気を感じるお話になると確信しました。また、第二部の交流会で出していただくエコケータリングは、地元の素材を使ったドイツ風の軽食をご準備いただきます。その内容も、いろいろ相談してきました。(お楽しみに!)
2日目のエクスカーション(体験学習)の場となる八剣山ワークフィールドの建物です。
当日は、ツアー+チームビルディング形式で、アクティビティを体験していただけるよう、ビアンカさんと相談中です。(お楽しみに!)
環境カウンセラー全国交流会in札幌のお知らせチラシを作成しました。
ビアンカさんの基調講演と道内の環境保全団体や企業の環境保全活動の事例発表について
お知らせしています。
学生は無料です。(一般参加は資料代500円)